その2
 左の古文書は、天文7年(1538年)に伊達種宗が作成した「段銭帳」の一部分である。左から三行目に「田さハ」(田沢)という文字が見られる。

1、四貫四百仁十五文  田さハ
信夫、伊達地方には約1千300貫文(物成高)の段銭(税)がかけられていた。
 これは約1万3千石に相当する。(福島市史)
ちなみに田沢は44石2斗5升にあたる。
青面金剛像(造立年月日不明)
(旧清沢小内)
調査:阿部久子さん